当院の取り組み

透析治療について

透析装置(DCS-200Si)

当院で作製した「超純水透析液」を用いて、オンライン血液透析ろ過(OHDF)や間欠補充型血液透析ろ過(IHDF)を積極的に取り入れています。毎月の定期採血データや症状など考慮し、一人ひとりに合った透析治療を目指しています。

透析装置

透析液調整装置(DRO-Si、DAD-Si、DAB-Si、DAB-NX)

より安全で質の高い透析治療を目指し、臨床工学技士が各種ガイドラインに基づき定期的に水質検査を実施し、日本透析医学会が定める透析液水質基準の「超純水透析液」を維持しています。不純物を含まない「超純水透析液」は、透析に伴う慢性炎症の抑制、貧血や栄養状態の改善、長期合併症予防や軽減に期待されます。

フットケア

透析を受けている方にとって、足の健康はとても大切です。小さな傷や爪のトラブルも、早めに気づいてケアすることで安心して過ごすことが出来ます。私たちフットチームは、定期的なチェックや日常のケアに加え、セルフチェックや生活の工夫についても一緒に取り組み、安心できる透析生活をサポートします。

フットケア

運動療法(腎臓リハビリテーション)

”透析の時間を、少しでも前向きで充実したものに”
そんな思いから、当院では【運動療法(腎臓リハビリテーション)】を取り入れています。
動画を見ながらストレッチや筋力運動に挑戦していただけます。自分のペースで進められるので、初めての方でも安心です。
「一人では不安」「やり方が分からない」という方には、運動スタッフがそばで付き添い、声かけや動作のサポートを行います。
プログラムは下半身のストレッチから始まり、簡単なリズム体操や筋トレまで少しずつレベルアップし、透析中でも無理なく続けられる工夫をしています。
半年に一度の体力測定で、日頃の運動の成果を一緒に確認できます。
興味のある方は、スタッフまでお気軽にお声がけください。

栄養指導

月2回の血液検査を基に、栄養相談を実施しております。
個々のライフスタイルに合わせながら、栄養状態の維持・フレイル防止に力をいれております。

フットケア

災害対策について

安心して透析治療を受けていただくために、当院は災害対策にも力を入れております。
その活動の1つとして、水害時に屋上へ避難するための階段を設置いたしました。
階段は建物南側にあり、透析室の避難口から直接出ることができます。屋上の低い部分は海抜7.5メートル、高い部分は海抜10メートルです。

当院の立地における被害想定は、天竜川の浸水では2~5メートル未満、地震発生時の津波に関しては被害想定地域外(津波被害はない可能性が高い地域)となっております。 しかし、万が一の災害時にはこちらの避難階段を利用して、屋上へ一時避難することで安全の確保を図ることができると考えております。
(被害想定については磐田市のハザードマップを参考にしています。)

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